お花のおはなし
-
クリスマスリースの楽しみ方
2024年11月29日 /クリスマスリースの楽しみ方
クリスマスリースの楽しみ方 のご紹介をいたします。
おはようございます!こんにちは!こんばんは!Flower Shop KALIANg(カリアン)です。
クリスマスリースには、「永遠(とわ)に繁栄と豊穣を願う」という意味があります。
リースというのは日本語で「花輪」と訳されますが、お花だけではなく、木の葉っぱや植物のつるで作ったものの総称です。
そして、現在のクリスマスでは、主にモミをはじめとする針葉樹が使われます(詳しいお話は「2.クリスマスにはなぜリースを飾るのか?モミの木とクリスマスについて」に記載しました)。
さて、そのクリスマスリースですが、どんなものがあるかご紹介いたします。
まずは、フレッシュリースです。
フレッシュリースは、生のモミやコニファー(観賞用針葉樹)を使って作られたものです。これは、クリスマスリースとしては、スタンダードなものであり、非常にオーセンティックなスタイルと言えます。
その次に、ドライフラワーリースです。
ドライフラワーリースは、乾燥した花やはっぱを使って作ります。近年非常に人気のあるドライフラワーですが、フレッシュリースとはまた異なった雰囲気です。そのほかにも、木の実のリースやコットンのリースなどがあります。
これらのものは管理の方法が異なります。詳しくは、この投稿でご紹介いたします。
クリスマスリースの楽しみ方 飾る場所
もともとは、クリスマスリースは一般的には、ドアに飾ります。でも現代では、どこに飾っても楽しんでいただけるのであればよいとされています。
飾る場所は、色々あります。例えば、
①ドア飾りとして。
まずは、玄関のドアに飾ります。
これは伝統的な飾り方です。②インテリアのアイテムとして。
次に、お部屋の壁に飾る方法があります。
ドライフラワーとしての人気が高まるなか、リースやスワッグも壁にかけることが多くなりました。③テーブルに飾る
そして、テーブルに飾るリースをテーブルリースといいます。
テーブルリースにはキャンドルを立ててクリスマスアドベントとして飾る場合もあります。もしキャンドルを飾る事が分かっているのであれば、吸水スポンジで出来ているリースベースを使います。④フライングリースとして
最後に、こちらもインテリアの1つとして飾ります。
フライングリースも飾り方としては、本場のヨーロッパではよくある飾り方です。軒下や窓辺に飾ります。
この場合は作るときには、リースベースの両面に装飾をします。本来、リースやスワッグなどはドアに飾るために作られました。
それは、前段でご紹介した通りなのですが、クリスマスリースには、「永遠(とわ)に繁栄と豊穣を願う」という意味があります。その繁栄とは家のことです。物理的な家でなく、その一家一族の繫栄を願います。つまり、その繁栄はその家の玄関からもたらされるのです。
クリスマスリースの楽しみ方 飾り方
クリスマスリースの楽しみ方 として、飾り方をどの様にするかが、あります。
ドアに掛ける場合はドアの素材により飾り方が異なります。ここではドアに掛ける飾り方をご紹介します。
①ガラス面である
磁石式と吸盤式
②スチール製のドア
吸盤式と磁石式
③木製ドア
ピン式と吊掛式
④格子が付いてる
S字フックなど
⑤賃貸ではないドアでリースを常に掛けていたい
シール式
このようシチュエーションにより様々な方法があります。ご自宅にあった掛け方で是非お楽しみでください。
フレッシュリースの楽しみ方
クリスマスリースの楽しみ方 としては、まずは、フレッシュリースがあります。フレッシュリースとは、生のモミやコニファー(観賞用針葉樹)を使って作られたものです。これは、古代のゲルマン人やユール祭などの時に用いられた祭礼につかわれてました。
これは、前述のとおり、クリスマスリースとしては、スタンダードなものであり、非常にオーセンティックなスタイルと言えます。
これらのリースは基本的には飾っているうちに徐々にドライの状態になるので、飾りっぱなしでOKです。
これらのコニファーを使ったフレッシュリースは、KALIANgではスタッフが一つずつ手作りで丁寧に作ります。
作るときはコニファーはフレッシュな状態でみずみずしさがあります。飾っているとゆっくりドライの状態になり、っ最後はぱりぱりな葉っぱとなります。
よりみずみずしさを保ちたい場合は感想を避け、風通しのあまりよくないところに飾るのがよいでしょう。
また、リースによってはですが、毎日の霧吹きや、水につけたりするのも効果的です。
しかし、あまり神経質にならなくてもよいです。
古来からの風習で、みずみずしく保つことは基本的には求められていません。
なによりも飾っておくことが大切なことなのです。
よりフレッシュな状態で保つためには、吸水スポンジのついたフレッシュリースもおつくりすることが可能です。
KALIANgでのフレッシュリースづくり
KALIANgでのフレッシュリースづくりは、こだわりを持ってスタッフが一つずつ制作しています。
①KALIANgの自然素材リース
まず、KALIANgでは、極力自然素材にこだわったリース作り。
通常リースはリースワイヤーというものをぐるぐる巻きにして、コニファーの束をリースベースにつけるのですが、KALIANgのリースは麻ひもを使います。
オーナメントの取り付けも、一部ワイヤーやグルーガンを使う場合もあります。しかし、極力自然素材にこだわって作ります。
②ドアに配慮したリースづくり
一般的にはリースの土台の表面だけにグリーンを付けます。ですが、KALIANgのリースでは裏面にもしっかりとグリーンが入っています。
これは、リースが欠けてある扉や壁にも優しいという設計理念にあります。
むき出しのままであるとリースの蔓の素材が時として扉を傷つけてしまう恐れがあります(もちろんすべてがそうとは限らないのですが)。
そこで、しっかりと裏面にもグリーンを入れてクッションの役割をしています。
また、何もつけていない、いわゆるグリーンリースやプレーンリースなどは、リバーシブルで楽しんでいただくこともできます。
このようにして、皆様のお手元でも安心して楽しんでいただけるようにお作りしております。
ドライフラワーリースの楽しみ方
ドライフラワーリースとは、ドライフラワーとなった木の実や葉っぱ、花などを使うリースです。
すでに乾燥してある状態で作られるため、素材のバリエーションも豊富です。
大部分がドライフラワーですから、見た目のコンデションはさほど変わりません。
ただ、乾燥している素材を使うので、もろかったり、褪色してきたりします。
ですから、飾る場所は、風通しの良いところで飾りましょう。
当然、湿気や水濡れなどは避けましょう。湿気が多いと空気中のカビが繁殖する原因となります。
さらに、西日や直射日光を浴び続けると褪色の恐れがあります。
そのあたりもふまえてかざることにしてください。
さて、いかがだったでしょうか?
クリスマスのこの時期は街のあちらこちらでリースを見かけます。
KALIANgでもリースをたくさん作っております。
ぜひ皆様のご来店を心よりお待ちしております。
お店に行けないよ、という方には「KALIANgのクリスマスマーケット」を実施しております。WEBからもご購入いただけますので、あわせてご確認いただ得れば幸甚です。
こちらのリースの解説は「リースコレクション1KALIANgのオーセンティックなクリスマスリース」をご覧ください。
-
横山園芸のダイヤモンドリリー
2024年10月26日 /横山園芸のダイヤモンドリリーのシーズンが今年もやってきました!
横山園芸のダイヤモンドリリー、皆さん大好きですよね!?
みなさま、おはようございます!こんにちは!こんばんは!Flowershop KALIANg(カリアン)です。ぼちぼちKALIANgのWEBページも進化しています。最近では、さまざまな近況もこのホームページへUPすることとしています。
江戸時代から続く農家の横山園芸が作るダイヤモンドリリー
さて、今日の本題。
春はクリスマスローズ、秋はダイヤモンドリリーで有名な横山園芸ですが、実は東京都の生産者なのです。
といってもKALIANgのある六本木のようなところではなくて、東京の郊外。
意外と東京の生産者のかたで有名な方はいっらっしゃいます。
東京の生産地としては、いくつかあります。
例えば、清瀬の様な多摩北部、青梅や八王子などの多摩西部、町田などの多摩南部、そして大島や八丈島島嶼部があります。
このダイヤモンドリリーの生産者である横山園芸は、東京の清瀬市にあります。
清瀬とは埼玉県との都県境。田園地帯が広がるとても良いところです。
そして、この横山園芸は代々江戸時代から続く地域に根ざした農家です。
当代で二十数代目という。
この当代・横山直樹さんは、KALIANgのオーナーとは大の仲良しでございます。
花き園芸の生産者としては老舗の農家
お父さまの代ですでに花き園芸の分野では、名の通った生産者でした。
そして、様々な取り組みをしていました。
特にクリスマスローズの黎明期は、杉並の野田園芸、府中の花郷園、清瀬の横山園芸と今でもクリスマスローズ御三家などと言われるくらいです。
そんな横山園芸ですが、秋のラインナップとしては、ダイヤモンドリリーが有名です。
特に、横山直樹さんの取り組むダイヤモンドリリーは、「横山園芸のダイヤモンドリリー」として大変人気です。
そのわけは、非常に品質が良く長持ちであり切花とかして絶大な人気があります。
ちょうど秋のブライダルシーズンにあたるため、引っ張りだことなります。
そもそもダイヤモンドリリーって何ですか?
という話をするのを忘れていました。
ダイヤモンドリリーとは「暑さ寒さも彼岸花」あ、間違えた(笑)。「暑さ寒さも彼岸まで」の秋のお彼岸になるとピタリと咲いてくる彼岸花という赤いお花があります。その彼岸花のヒガンバナ科ネリネ属というところに分類されます。
切花でもネリネというお花は出荷されています。
やはり、彼岸花の様な咲き方をします。
そのネリネの中で、とくに、輪が大きく、花弁の幅が太くて肉厚な品種があります。
さらに、陽の光を浴びると花弁上にキラキラと光ります。
まるで小さなダイヤモンドが散りばめられたような透明感と光沢が何とも言えません。
このダイヤモンドリリーを含むネリネはアフリカ大陸に多く自生していました。彼岸花が属するリコリス属というのは、主にアジアから日本にあります。
この2種は非常に近く、現在でも多くの園芸種が生まれています。
横山園芸のダイヤモンドリリーはそんな中でも品種や色のバリエーションは豊富なのが特徴です。大人気の横山園芸ダイヤモンドリリー
そんなダイヤモンドリリーなのでブライダルシーズンにおけるブーケなどでは大人気。
キラキラのお花がブーケに艷やかさを与えます。
また、白から赤までのグラデーションのボリュームが実に豊富で、細かいニュアンスまで表現出来るのが特徴的です。
ですから、新婦さまのイメージに近いお花を見つけられるかもしれません。
NHKの趣味の園芸に出演したり、YouTubeチャンネルも数万人の人気を誇る横山園芸の横山直樹さんの作るダイヤモンドリリーは、「横山園芸のダイヤモンドリリー」としてブランドカットフラワーといえます。
貴重なダイヤモンドリリーの切花
さらに、ダイヤモンドリリーの開花期は短く1ヶ月程度しかありません。
かつては生産量もある程度ありました。
しかしながら、ダイヤモンドリリーを生産している国内の生産者は非常に少なく、横山園芸のほかにも、いくつかの数える産地しかありません。
ですから、二十年前とくらべてもなかなか入手しづらいお花になってきました。特に、夏場の暑さ湿度には弱く、管理も大変なため、年によっては出荷が不安定なこともあます。
もしブライダルブーケでご検討の祭は、「横山園芸のダイヤモンドリリー」と言って早めにご相談ください。
KALIANgでは、オーナーが横山園芸の横山直樹さんと大変親しくさせていただいているため、出荷情報などがダイレクトに確認できます。
横山園芸のダイヤモンドリリーをお探しの際は是非、KALIANgにお問い合わせください。
希少価値が少し高めの切花ですが、アレンジメントにも花束にも非常によくマッチします。
KALIANgでも、毎年この時期のギフトに横山園芸のダイヤモンドリリーをご指名でご注文いただくお客様がいらっしゃいます。
時期を逃すと来年までお目にかかれ無いかもしれないというこの「横山園芸のダイヤモンドリリー」を是非、この時期のギフトとして贈られることをオススメいたします。