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    クリスマスアイテムのお手入れ

    クリスマスアイテムのお手入れ

    クリスマスアイテムのお手入れ をご紹介します。

    こちらでは、クリスマスリース以外の クリスマスのアイテムのお手入れ の方法をご案内いたします。

    ・クリスマスツリーアレンジメントのお手入れ

    ・クリスマスキャンドルアレンジメントのお手入れ

    ・クリスマステーブルリースのお手入れ

    ・ポインセチアのお手入れ

    ・シクラメンのお手入れ

    をご紹介します。

    クリスマスツリーアレンジメントのお手入れ

    まずは、クリスマスツリーアレンジメントのお手入れをご紹介します。クリスマスアイテムは、そのほとんどがスポンジにいけられていることが多くあります。ですから、基本的には水差しで底面に水を差す、というのがお手入れの方法です。

    クリスマスアイテムのお手入れ

    このようにして、クリスマスツリーアレンジメントの中ほどまで水差しを差し込んで、水やりをして下さい。
    そして、予め重さなどを確認しておくとよいでしょう。
    あまり量が多いと、水がこぼれる原因となります。

    たとえば、12月にお買い上げいただきましたクリスマスツリーアレンジメントはおおよそ2か月くらいは青々としており、徐々にドライフラワーとなっていきます。

    クリスマスキャンドルアレンジメントのお手入れ

    次に、クリスマスアイテムのお手入れ として、クリスマスキャンドルアレンジメントやクリスマスアドベントのお手入れの方法をご紹介します。

    クリスマスキャンドルアレンジメントは、もともと、クリスマスアドベントといいます。
    クリスマスアドベントは、クリスマスまでの1か月のうちの4週間の日曜日に、一本ずつ灯していきます。そして、最後の日曜日まで灯してゆくとクリスマスになるというものです。
    そのロウソクをともす土台を、常緑針葉樹で飾ったりします。

    クリスマスアイテムのお手入れ

    こちらも基本的には下にお花用吸水性スポンジがあります。ですからそちらにお水を足してください。
    基本的には、クリスマスにつかう葉っぱは、常緑針葉樹(観賞用針葉樹いわゆるコニファー)を使用しています。こちらは、とっても長持ちで、2か月くらいは青々としております。

    クリスマステーブルリースのお手入れ

    次は、クリスマスのテーブルリースのお手入れの方法です。
    クリスマスリースといっても、実は、テーブルリースは、リースといえども吸水性スポンジに制作しています。
    ですから、テーブルリースも吸水性スポンジにお水を差します。
    通常のリースにつきましてはこちら>>>リースのお手入れ

    リースのお手入れ

    一般的には、テーブルリースは吸水性スポンジをリングにしたものを使用します。

    そして、そのリングは吸水性スポンジを販売している各社から発売されています。

    このリングを使ってアレンジメントをします。

    もともと、このリングは、フラワーリースという切花をフラワーアレンジメントにするようにアレンジメントできます。そして、吊るすこともできる穴もあります。
    一般的に、テーブルリースは通常のリースの作り方と同じなのですが、生花を活ける場合は、こちらの吸水性スポンジを使用します。

     

    ポインセチアのお手入れ

    そして、クリスマスといえばやはりポインセチアですね。冬に赤く色づくポインセチアはいまやクリスマスの代名詞ともいえなくもない植物です。クリスマスアイテムのお手入れ としては押さえておきたいポイントですね。

    ポインセチアは、メキシコ原産のユーホルビア・プルケマリアという植物が原種です。原産地では、「ノーチェ・ブエナ(素晴らしい夜)」と呼ばれてました。その意味を、「聖なる夜」と解釈したキリスト教徒は、クリスマスに飾る植物としました。それを、アメリカ合衆国の初代大使・J・R・ポインセットが、本国アメリカに伝えます。そして、ポインセットの名前が付けられ、ポインセチアとして広まりました。

    ポインセチアの管理の方法

    実は、ポインセチアの花は、赤いのように見える部分の中心に黄色いつぶつぶがあります。これがポインセチアの花です。そして、周りの赤や白に見える葉のようなものは苞といわれ花を周りにある植物の器官です。さらに、ポインセチアは苞の色を様々な形や色に改良することで園芸品種として流通しています。

    もともと、メキシコ山間部に自生する原種は寒さにも強いと言われています。ところが、園芸品種として改良されていく過程で、耐寒性が失われてしまいます。

    ポインセチアを色づけるには、花芽分化する10月頃から短日処理をします。
    短日処理とは、日が短くなるということを人工的に施します。基本的には、遮光をするということです。
    本来は、ポインセチアは日が短くなると花が咲きます。そして、花が咲くと、苞はが色づきます。
    ご家庭では、例えば、段ボールをかぶせたり、日の当たらないところへ移動すると徐々に色づき始めます。

    ポインセチアとは

    トウダイグサ科トウダイグサ属
    英名: Poinsettia
    学名:Euphorbia pulcherrima
    和名:ショウジョウボク
    花言葉は「祝福」「清純」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」

    飾る場所

    ポインセチアは品種によっては耐寒性がなく、室内で管理します。暖房機の風はできるだけ当たらないようにしましょう。10℃以下にならないようにします。

    水やり

    ポインセチアは過湿を嫌います。水やりは、土が乾いてから上げます。土が湿っているのに葉が萎れている場合は、寒さにあたっているので暖かいところで管理するようにします。

    施肥

    施肥は5月~9月くらいの間に行います。市販の液体肥料と緩効性の固形肥料を併用するとよいでしょう。

    シクラメンのお手入れ

    さらに、冬の鉢花といえば、シクラメンでしょう。お歳暮やクリスマスギフト、そしてお年賀と、冬のシーズンに欠かせない花鉢です。生産者からの出荷は、10月末ごろから始まります。12月の上旬にピークを迎え、春の間は出荷があります。クリスマスアイテムのお手入れ としてだけではなく、冬の鉢花のお手入れとして参照されてください。

    シクラメンは、スミレと同様、春の訪れを知らせてくれる花です。そして、地中海沿岸の北岸地域に自生している小さな小さなお花です。こう見えても、実は、球根がある植物なのです。

    食用だったシクラメン

    元々は、食用として育てられていましたが、アメリカ大陸からジャガイモが伝わる前までは、シクラメンの球根は貴重なデンプン源だったのです。ところが、球根の持つ、人に有害な成分も含まれていたため、人々の寿命を縮める食べ物でもありました。しかしながら、ほのかな香りのする、下向きに咲いた楚々とした花は、非常に多くの人を魅了しました。

    実のところ、花は、変異も出やすく、花色も色々あるため、園芸的な価値を見出されて今日に至ります。
    ですから、いま、様々な花の姿があるのは、そこからなのです。例えば、花色でいえば、ピンクを中心に、赤、深紅、白、黄色、緑。それらが混ざった、絞りなどもあります。そして、最近では青みがかった紫やラベンダー色などもあります。さらに、フリンジや大輪、小輪、八重咲など咲き方も様々です。そのうえ、シクラメンの花が上向きにさくものもあります。

    シクラメンは、元々耐寒性がある程度ある植物でした。しかしながら、園芸的に長いこと改良され続けたため、耐寒性は失われてしまいました。ですから、基本的には、お部屋の中で飾る事をお勧めします。

    クリスマスアイテムのお手入れ

    シクラメンの管理の方法

    前段で、ご説明した通りなのですが、シクラメンは園芸的に改良をされ続けた結果、耐寒性はほとんどなくなりました。そして、生産地では、寒い日々が続く冬の間に、加温して育てています。そのため、シクラメンを楽しむ場合は、室内の暖かくて、日の当たるところが良いでしょう。また、シクラメンは、肥料が大好きなので、液肥を与えるのが良いでしょう。花が終わった後は、緩効性肥料をお勧めします。

    夏の間は休眠させるため、葉が無いことが多く、秋口から徐々に葉をつけ花を咲かせます。
    もし、夏に休眠させる場合は、6月から8月までお水を一切与えず、断つようにしましょう。

    シクラメンとは

    サクラソウ科 シクラメン属
    学名:Cyclamen persicum
    和名:カガリビバナ
    その他の名前:ブタノマンジュウ

    飾る場所

    シクラメンはガーデンシクラメンなどを除く、品種によっては耐寒性がありません。
    ですから、室内で管理します。出来るだけ暖房機の風はできるだけ当たらないようにしましょう。
    10℃以下にならないようにします。春は屋外の日の当たるところで管理すると良いでしょう。

    水やり

    水やりは、土が乾いてからたっぷり与えます。休眠期を設けることで、株の勢いをつける場合は、夏の間、水を与えないようにします。

    施肥

    施肥は9月~5月くらいの間に行います。市販の液体肥料と緩効性の固形肥料を併用するとよいでしょう。
    ただし、夏に休眠させる場合は、一切施肥をしないのがポイントです。

    まとめ

    クリスマスアイテムのお手入れ のご紹介をいたしましたが、いかがでしたか?今回はリース以外の クリスマスアイテムのお手入れ 方法をご紹介しました。

    もし、クリスマスリースのお手入れがご覧になりたい方は、下記の記事を参照してください。

    リースのお手入れ

    クリスマスリースの楽しみ方

    をぜひご覧ください。それでは クリスマスアイテムのお手入れ はこれにておしまいです!
    また次回!バイビー!