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    ミモザのアレンジ制作裏側

    ミモザのアレンジ制作裏側

    ミモザのアレンジ制作裏側をご紹介します。

    皆さん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!フラワーショップKALIANg(カリアン)です。さて今回は、ミモザのアレンジ制作裏側ということで、完成までの過程をご紹介します。

    ミモザは国内外からやってきます

    まず、ミモザの仕入れですが、市場に流通しているものから、その時の良いコンディションのものを仕入れます。そして、同じミモザでも、国産品・輸入品とあります。例えば、ミランドールであれば、商社や輸出国によっても程度が異なります。そのミランドールでも、シーズン初頭では、輸入品が多く、シーズン中盤からは国産品が主流となります。

    ミモザのシーズン到来

    同じミモザでも時期によって品種が違う!?

     実は、同じ黄色いフワフワモフモフのミモザでも出回り時期によって品種が異なります。
     例えば、全世界に約1500種類程度あるといわれています。アカシアの種類の中で、ミモザとして流通しているのでも約20種類程度はあります。それこそ、「ミモザ・ミランドール」の回でも説明しましたが、本来は、アカシア・デアルバータという植物名のミモザを「ミモザ・ミランドール」として販売しているのです。

     そういった、難しい事情もあるのですが、簡単に流通時期と品種をまとめてみました。

    ミモザのアレンジ制作裏側

    ミモザを仕入れたら

     それでは、ミモザを仕入れたら、どのような手順を踏むか、ご紹介します。
     まず、ミモザを仕入れたら、水あげをします。とくに輸入のミモザは補水もなにもされていないことが多いため、乾燥気味です。それをしっかりと、水あげをするのです。

    ミモザのアレンジ制作裏側
    ミモザの水あげ手順
    1.枝を切り、たたいて潰す
    ミモザのアレンジ制作裏側
    2.湯上げ

    次に、新聞紙クラフト紙包装紙などで包み、沸かした熱湯につける
    そして、熱湯は100℃近くが好ましく、深さは3センチ程度。

    その後、花瓶に深水で水あげをします。
    ちなみに、深水とは、花瓶やバケツに水位を高くすることです。 

    そして、ミモザはお花を咲かせるのには水のほかに、栄養剤を必要とします。
    できればたっぷりと栄養剤を溶かしておくとよいでしょう。
    KALIANgでは、水あげ後の対応を入念にします。

    ミモザのアレンジ制作裏側
    3.セロハンでしっかり包む

    店内での管理の状況は、セロハンでミモザを包みます。
    ミモザは、根がついていれば特に問題ないのです。がしかし、切り花としては水の吸い上げる力が少なく水分の保持ができないため、花がしゅんとしおれてしまいます。
    そのため、それを避けるように、セロハンで包むのです。もちろん、新聞紙やクラフト紙で包んでも大丈夫です。

    4.水が上がらなかったミモザ

    水が上がらなかったミモザは、葉が閉じてしまっています。そして、水が上がらなかったミモザは、花を咲かせることもできません。そのままドライフラワーとなっていきます。

    5.水あげが成功したミモザ

    反対に、水が上あがったミモザが花がしっかりと咲いて、葉が開いている状態です。実は、ドライフラワーとなったとしてもこのフワフワモフモフが維持できます。

     

    ドライフラワーとなってしまったミモザ

    このように、乾燥気味になってしまったミモザは、二度と元に戻りません。
    もともとの輸送中の問題か、または、水あげ後の問題なのか。

    このことを解消するために、そこで、セロハンで包んでおくのです。

    茶色くなってしまったミモザ

    このように、湿気を多く吸ってしまったり、水を浴びてしまった場合。さらに、空気の対流がうまくできない場合には、茶色くなってしまいます。
    実は、セロハンで包んで包んでおきすぎると、このように茶色くなってしまうのです。だから、セロハン内の空気の入れ替えは必要です。そして、こうなってしまうと商品価値はなくなってしまいます。

    ミモザのアレンジ制作裏側
    制作はすべて手作業

    そして、制作はすべて手作業で行います。さらに、極力自然素材のものを使用してリースを作ります。制作時はフレッシュなミモザで作成します。しかし、輸送中にドライフラワーとなってしまう場合があります。

    ミモザのアレンジ制作裏側

    このように、梱包はリース専用の段ボールに梱包します

    ミモザのアレンジ制作裏側

    是非、リースはかけて飾ってください。

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    真珠葉ミモザ

    真珠葉ミモザ の紹介

    真珠葉ミモザ が入荷しました!

    皆さん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!フラワーショップKALIANg(カリアン)です。
    本日もよろしくお願いします。
    さて、またまたミモザが入荷しました。
    それは、真珠葉ミモザというミモザです。このミモザは、実は、シルバーの丸い葉が特徴のミモザです。

    そして、開花は早春で、一番早く出荷があるミモザです。こちらもミモザとは言っていますが、本当は、真珠葉アカシアもしくはパールアカシアといいます。

    真珠葉ミモザ

    本日入荷した真珠葉ミモザ

    真珠葉ミモザ
    真珠葉ミモザ(パールアカシア)

    学名 Acacia podalyriifolia
    英名 Pearl Acacia, Queensland Silver Wattle
    別名 真珠葉アカシア(シンジュバアカシア)、パールアカシア、クイーンズランドシルバーワトル

     まず、ミモザの中での春一番に咲き始めるミモザです。そして、真珠葉とは、丸い葉がシルバーがかっています。さらに、その特徴的な姿をパールに見立てて、真珠葉と呼ぶようです。
     でも、アカシア全般に言える事なのですが、実は、この葉に見える部分は、植物学上、葉ではないのです。

    真珠葉ミモザ

    この真珠葉は偽物!?

     本当は、真珠葉ミモザ(パールアカシア)の、あの丸くて可愛い「葉」に見える部分は、植物学的には本来の葉ではなく、「葉柄(ようへい)」が変化したものです。

     まず、ちょっとびっくりなのですが、これを葉といわずなんというのでしょう?(笑)
     本当は、これを専門用語で「偽葉(ぎよう)」または「仮葉(かよう)」、そして、英語では Phyllode(フィロード) と呼びます。

     そこで、なぜ「偽物」の葉なのか?という疑問がわいてきます。一般的に、植物の葉は「葉柄(茎と葉をつなぐ柄)」と「葉身(平らな本体)」に分かれています。がしかし、アカシアの仲間の多くは、乾燥した環境で生き抜くために進化の過程で「葉身」を退化させました。
     その代わりに、葉柄が平たく横に広がって、葉と同じように光合成ができるようになったというのです。ですから、私たちが目にしているあの部分です。
     さらに、真珠葉ミモザは、あの白っぽく粉を吹いたような質感(ブルーム)も、実は、乾燥や強い日差しから身を守るための工夫なのだといいます。

    真珠葉ミモザのふるさと

     この、真珠葉ミモザは、オーストラリアのクイーンズランド州が自生地です。そして、乾燥した大地のブッシュの隙間に自生しています。ですから、別名でクイーンズランド シルバー ワトルという名前がついています。そもそも、ワトルというのは、オーストラリアに自生するアカシアのことをワトルといいます。

     そして、いわゆるミモザはヨーロッパに伝わったアカシアの総称です。加えて、真珠葉ミモザの別名にあるクイーンズランド(Queensland)は、オーストラリア大陸の北東部に位置する州です。実は、オーストラリアで2番目に大きな州です。さらに、広大な熱帯雨林や美しいビーチ、そして、世界最大のサンゴ礁群として知られる「グレート・バリア・リーフ」があることで有名です。
     つまり、そんなところに真珠葉ミモザは自生しているのです。

    真珠葉ミモザ

    真珠葉ミモザの特徴

     第一に、この真珠葉ミモザの特徴は、その大きな葉(便宜上、葉といいますが実は偽葉)です。この葉は一年中美しくシルバーぽくあります。そのため、リーフ花材もしくはドライフラワーとしても楽しめるのです。また、他のミモザと違って、葉がほとんど散る事もないので、ドライフラワーとしてスワッグなどにしてお楽しみいただけます。

     次に、なんといっても花です。その花は強い芳香があります。「ミランドール」のようにたわわに花をつけるわけではないので、産業用に精製するするのは不向きです。ところが、切り花として飾っておくには、とても香りがよく、お部屋の中がミモザの香りで充満します。

     このようにして、真珠葉ミモザは、主に切花として楽しんで頂く品種なのです。