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    秋の七草

    秋の七草 は万葉の頃から

    秋の七草は、日本最古の和歌集「万葉集」に記載されている山上憶良の詠んだ歌にあるといわれています。

    春の七草は、おもに健康に配慮した滋養を高める効果があるといわれ、食するものでした。

    ところが、秋の七草は、なんで七草に選ばれたのかよくわかりません。

    その万葉の時代に都の近くに生えていた花をうたったものなのでしょうか。

     

    山上憶良の読んだ万葉集の秋の二首

    「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数(かぞ)ふれば 七種(ななくさ)の花」(巻8-1537)
    「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝貌(あさがほ)の花」(巻8-1538)

    上は実存する写本の一部です。

    山上憶良(やまのうえのおくら 660?~733?)という人は、奈良時代の優秀なお役人でした。第八次遣唐使に任ぜられます。唐にわたり、儒教や仏教など最新の学問を学びました。ところが、あまりの儒教や仏教の思想に傾倒していたことから、死や貧困、老いや病などまた、身分差や防人、社会的問題などの矛盾を鋭く観察するなど、社会派歌人として活躍していました。そのため、代表的な歌に『貧窮問答歌』、『子を思ふ歌』などがあります。当時としては、大伴家持や柿本人麻呂、山部赤人らと共に奈良時代を代表する歌人として高く評価されていました。

    秋の七草、実は薬!?

    秋の七草は実は薬だった!?という説があります。

    先ほどの山上憶良の歌に登場する秋の七草。

    萩、ススキ(=尾花)、葛、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ(=朝貌)が秋の七草です。

    下に一覧の表を作ったのですが、ちょっと見づらいかもしれません。

    詳細は>>>こちら

    秋の七草

    ヤマハギ(山萩)

    マメ科ハギ属 落葉広葉樹

    単にハギといえばヤマハギを指す。

    開花期は6~9月。山間の明るいところに自生。株が大きくなるため、土留めなどに植えられることも多い。

    万葉集には秋の花として多く詠まれ、人気の花材。茶花として扱われることも良くあるが、切花としては流通することが少ない。

    秋の七草

    ススキ(芒・薄) 

    イネ科ススキ属 多年草

    別名・尾花。尾花の由来は、ススキの穂が動物の尾に似ていることに由来する。花穂は荻(オギ)に似ているが、ススキは株立ちになっており、区別がつく。日本全国に分布し、明るい山野に自生する。かつては茅と呼ばれ、かやぶき屋根の材料になった。一時、アメリカやイギリスのガーデンでは、東洋的な草花として人気だったが、繁殖力が旺盛で侵略的外来種として認定されている。

    秋の七草

    クズ(葛)

    マメ科クズ属 多年草

    葛は、葛根湯などの生薬や葛湯・葛切りなど和菓子に利用されることが多い。開花期は7~9月頃となる。つる性の多年草ではあるが、時に大きくなりすぎることがあり、アメリカでは侵略的外来種とされている。根は長い芋状となる。この根の部分を利用する。山野にありふれているため、切花としての流通はほぼない。  

    秋の七草

    カワラナデシコ(河原撫子)

    ナデシコ科ナデシコ属 多年草

    単にナデシコと呼ぶ場合はこの品種を指す。別名・大和撫子。本州・四国・九州・沖縄諸島・朝鮮半島・中国・台湾に自生する。古くから栽培もされて古典園芸植物として、特に江戸時代にはたくさん品種改良された。

    秋の七草

    オミナエシ(女郎花)

    オミナエシ科オミナエシ属 多年草

    北海道から九州のほぼ全域に自生する。開花期は8~10月。秋の七草の中でも茶花や生け花の材料として使われることが多く流通量も多い。オミナエシの語源はよくわかっていない。別名オミナメシともいい、古い農家では単にメシと呼ぶことがある。ちなみに白花の品種をオトコエシ(男郎花)とよぶ。

    フジバカマ

    フジバカマ(藤袴)

    キク科ユーパトリウム属 多年草

    中国と朝鮮半島が原産といわれている。日本へは古い時代に帰化された植物と考えられており、万葉集にはすでに日本人に親しまれていた。花色が藤色をおび花弁の形が袴に似ていることから藤袴と呼ばれる。漢名では香水蘭とも呼ばれ、かつては蘭といえば藤袴であった。班が沸きするとほのかに芳香を放ち、かんざしや香り袋として身に着けていた。また入浴や頭髪剤としても利用していた。

     

    秋の七草

    キキョウ(桔梗)

    キキョウ科キキョウ属 多年草

    日本の他に朝鮮半島、中国、東シベリアに自生する。万葉の頃はこの花をアサガオ(朝貌・朝顔)と呼んでいた。万葉の頃ころから親しまれており、歌の題材となった。園芸種としては、江戸時代にはすでに紫・白の他に、絞り咲きや八重咲など様々なものがあることが『花譜』『花壇地錦抄』などの書物で確認されている。江戸時代末期には緑八重や濃い黄色、ウサギの耳のように咲く兎耳桔梗、平らに咲く平皿の紋桔梗など現代途絶えてしまった品種があった。

    まとめ

    萩や葛などの流通に適さないもの以外の5種は切花として現代でも流通しております。

    KALIANgでもシーズンになると店頭へ入荷してまいります。

    秋の七草は万葉の頃からですので、すでに1000年以上前から親しまれています。

    逆を言うと日本人はこれだけ長い年月、お花を愛し親しんできました。

    秋の季節を感じるとき、そんなお花たちをぜひご自宅に飾ったり、大切な方へ季節の挨拶と共に贈ってみませんか。

    吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

  • 菊の節句2025
    KALIANgからのお知らせ,  お花のおはなし,  商品のご紹介,  投稿記事,  日々のこと

    菊の節句2025

    菊の節句2025 (重陽の節句)店頭の商品ご案内

    菊の節句2025のお知らせ

    おはようございます!こんにちは!こんばんは!フラワーショップKALIANg(カリアン)です。

    9月9日は重陽の節句ということで別名「菊の節句」といわれます。

    これは、この時期に菊が美しく咲くというのもあります。

    れだけでなく、秋は長寿を祝ったり願ったり。

    または、あの世とこの世がつながる、もしくは、祖先信仰などもあります。

    そして、長生きすることなどに感謝する。更に、自分より年長の人(人だけでなく先祖もふくめて)敬うというのが風習としてあります。

    そこで、菊の花に思いを寄せて、飾ってみましょうというのが「菊の節句」です。

    実は、菊にはよい香りがあります。

    古来よりこの香りが、厄災を除ける、と信じられてきました。

    例えば、菊酒。

    菊の節句2025

    オールドノリタケのおちょこと菊酒

    この菊酒は、菊の花びらをお酒に浸し、菊の香りと菊の花びらと共に頂くものです。

    これは、菊の香りが体内に入り、体内の病魔を除けて、健やかにするもの、と考えられてきました。

    実は、科学的にも菊の花びらにはビタミン成分が多く含まれていて、本当に健康にとって効果があると実証されているのです。

    そのほかにも、菊の花に綿をかぶせた「被せ綿」というのがあります。これは、菊の花の夜露を綿にしみこませ、これを重陽の節句の前夜に身に刷り込むと邪気を払い健康になるというものです。

    更に、菊湯や菊枕など菊を使って健やかになろうとする暮らしの工夫もありました。

    ですから菊を飾ったりするだけでなく、菊を衣食に取り入れることによって昔は長寿や健康を願っていたようです。いまでも食用菊としてスーパーマーケットなどで売られています。

    菊の節句2025 のショウウインドウの菊

    それではいくつか店頭のラインナップをご紹介いたします。

    本日のウインドウの様子です。

    菊の節句2025
    菊の節句2025
    菊の節句2025

    今年もオールドノリタケのツボにお花を活けてみました。

    黄色い可愛いピンポンマムです。お月見に向けて人気となるマムです。

    菊の節句2025

    ディスバッドマム ヘッジホッグ

    同じくディスバッドマム ピンポンマム

    菊の節句2025

    輸入の染色したマムです。緑の他に、黄色、オレンジ、青とあります。

    菊の節句にあわせるお勧めの秋の花

    ワレモコウ(吾亦紅)

    パニカムジャーマン

    ススキ。秋の七草のひとつ。秋には10月6日のお月見まで大活躍。

    まとめ

    いかがでしょうか。

    まだまだ暑い日が続きますが、KALIANgは既に秋の装いです。

    よろしければ、秋の雰囲気を感じに、是非、足をお運びください。

    KALIANg

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    ヒマワリのいろいろ①

    ヒマワリのいろいろ ご用意しました

    ヒマワリのいろいろ をご紹介いたします。

    おはようございます!こんにちは!こんばんは!

    フラワーショップKALIANg(カリアン)です。

    今回は夏真っ盛り、当店でも大人気のヒマワリの花を特集いたします。

    夏といえば、もちろん、「ヒマワリ」ですね!

    KALIANgも夏のギフトにピッタリなお花をご用意しております。

    もしよかったら↓のバナーをクリックしてブログも合わせてご覧ください。

    ヒマワリのいろいろ① その1

    ヒマワリの花は北米大陸に自生する花なのです。

    しかし、いまや品種改良をされて、切花ではものすごい数が存在します。

    かつては観賞用より食料としてのヒマワリが注目されていました。

    そのため、花はなるべく大きく、実の収穫量も多く、そして、種の栄養価が高いことを求められていました。

    そこから、現代の日本においては観賞用として発展して、いまや様々な品種が登場しています。

    今回は、本当にごく一部ですが、KALIANgの店頭に入荷したヒマワリたちをご紹介いたします。

    ヒマワリのいろいろ

    サンリッチオレンジ

    いわゆるヒマワリ。多くのお花屋さんの店頭に並ぶヒマワリです。

    観賞用なので中央の実が出来る部分の芯になるところは黒く小さいのが特徴です。

    そして、外側の花びらとのバランスの良い品種です。もう、20年以上も売られ続けているロングセラー商品です。さらに、サンリッチマンゴー、サンリッチパイン、サンリッチレモンなど派生シリーズがあるのも特徴的です。

    ヒマワリのいろいろ

    サンリッチアップライトオレンジ

    近年開発された品種で、特にヒマワリのお花が上向きで咲くタイプです。

    え?って思われる方がいらっしゃると思います。

    しかし、ヒマワリは、実は横向きになる事が多くあります。

    例えば、ヒマワリを花束にした場合に、横向いてしまい他の花に埋もれてしまう場合があります。

    そんなとき、この品種ですとバラやガーベラなどと同様に上向きに咲きます。ですから、そんなお花に埋もれることなく作成することが出来るのです。

    ヒマワリのいろいろ

    サンリッチマロン

    サンリッチオレンジと同様にサンリッチのシリーズです。

    その名も「サンリッチマロン」。特に、薄い黄色の下地に栗色が混ざるバイカラーのヒマワリです。

    大人っぽいアレンジメントや秋口などにも人気のあるいろあいのヒマワリとなります。

    パナッシェ/ゴッホのヒマワリ

    このヒマワリはセミダブルの品種です。

    本当の品種名はパナッシェっていいます。

    ところが、この品種は非常に花の咲き方にバリエーションがあります。

    その咲き方のバリエーションがあるところから、ゴッホのヒマワリという品種名で販売されています。

    ヴィンセント・ゴッホがヒマワリが大好きだったことに由来して、切花のヒマワリは画家の名前を冠している品種が多くあります。

     

    ヒマワリのいろいろ

    レモネード

    完全八重咲のヒマワリです。

    レモンイエローが特徴的です。中心に芯の部分が無く、花弁でおおわれています。

    ヒマワリの色は、白、レモン、パイン、マンゴー、オレンジ、マロン、茶色、赤、黒と種類があります。

    その中でいうとレモン色をしているヒマワリなので、レモネードといいます。

    ヒマワリのいろいろ

    ダージリン

    こちらで今回のご紹介は最後の品種となります。

    その名も「ダージリン」。紅茶の種類のお名前がついています。

    その名の通り、紅茶の様な色合いです。

    最近リリースされた品種で、市場流通量もまだ少なく希少な品種です。

    こちらも渋好みの方やお洒落な方に人気のヒマワリです。

    茶色なので秋口にも人気があり、秋の花との相性も抜群です。

    まとめ

    いかがでしょうか。

    KALIANgには実はまだまだヒマワリがいっぱい入荷します。

    本当は入荷時にタイムリーにお知らせできればよいのですけど。

    また、次回もヒマワリのご紹介をいたしますので、是非ご覧ください。

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    お花のお手入れ方法

    お花のお手入れ方法をご紹介いたします

    お花のお手入れ方法をご紹介します。もしお花をいただいた場合、どのようにすれば長持ちさせられるか。

    みなさん、お花をいただいた後に心配することがあるとしたら、このことではないでしょうか?

    そんなお悩みや心配をこちらのページで簡単にご紹介いたします。

     

    お花のお手入れ方法

    アレンジメントのお手入れ方法

    入れ物の内側(ラッピングペーパーが入っている場合はその内側)に、お水を足してください。

    輸送時はお水こぼれしないようにお水が入っていません。

    お花が届きましたら、すぐにお水を足してください。

    お水の量の目安は、入れ物の縁の1~2cm下ぐらいです。お水が少なくなったら足してあげてください。

    咲き終わったお花は、順番に取り除いていただきますとより長くお楽しみいただけます。

    お花のお手入れ方法

    花束のお手入れ方法

    ラッピングをほどいて、花瓶に移してお楽しみ下さい。

    お花の栄養剤を入れると、3~4日程度お水を替えなくても大丈夫です。

    花束は日光が当たらない涼しいところでお楽しみください。

    咲き終わったお花は、順番に取り除いていただきますとより長くお楽しみ頂けます。

    詳しい花束の扱い方は>>>こちら

    お花のお手入れ方法

    カーネーションのお手入れ方法

    カーネーションは水とお日さまと風が大好きなお花です。

    ラッピングをほどいて日当たりのいい外に置いてあげると長く楽しむことが出来ます。

    水は1日1回、鉢下からたっぷりとお水が流れる量を株元からあげてください。

    萎れたお花は、順番に取り除いて頂くと長くお楽しみいただけます。

    蕾の固いものはこれから咲くきます。触って柔らかいものは取り除いてください。

    6月末から7月頭に、上から3分の1くらいの高さで思い切ってすべて切ってあげると秋にもう一度お花を楽しむことができます。

    真夏の直射日光は苦手なので避けてください。

    アジサイのお手入れ方法

    今年もらったり購入したりしたアジサイは直射日光に当てると傷んでしまいます。

    半日蔭の風通しの良い屋外か、窓越しの光の入る室内でも楽しめます。

    外に植えたい場合は、今年のお花が終わってから植え替えをしてください。

    鉢の下にお水がたまるタイプの鉢(底面給水)のものは、お水が常に溜まった状態が好ましい。

    水温が高くなりすぎないように注意してください。

    お水のたまらないタイプ(下からのぞくと土が見えるタイプ)はお水を切らさない様に
    気を付けてください。

    お水を上げるときは、土の表面が乾き始めたら鉢下からたっぷりとお水が流れる量をあげてください。

     

    さらに詳しいことは、LINE公式アカウントからご相談いただけます。

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    花束をお家にお迎えしたら

    花束をお家にお迎えしたらまずどうしたらいいのでしょうか?

    花束をお家にお迎えしたら。

    母の日、父の日、お誕生日、歓送迎会、式典などの記念日。または、ありがとう、ごめんなさいなどの気持ちを伝える場合。さらに、命日や回忌などのお供えやお悔やみを伝えるシーンなど。さまざまなシーンで花束を頂くことがあります。

    そこで、花束をいただいたときに、そのあとどうしたら良いのか。

    その際にできるだけ 花を長持ちさせる方法を皆さんは ご存知ですか?

     こちらでは お花屋さんがおすすめする花束をもらった後の管理の方法などをお伝えいたします。

    花束をお家にお迎えしたら…まとめ

    それでは、まず最初にざっと手順をご紹介いたします。そのあとに具体的な内容をお伝えしていきましょう。

    ①丁寧に洗った花瓶を用意する

    ②ラッピングを外す

    ③保水剤を外し、水洗いする

    ④切り口を切り戻す

    ⑤水は多めに入れる

    ⑥お花のサイズにあわせた適切な花瓶にいける

    ⑦お花を飾る場所は直射日光の差さない涼しいところ

    ⑧飾ったあとはドライフラワーにチャレンジ

    というのが一般的です。

    それでは、具体的にどのようにするか、ご紹介していきましょう!

    花束をお家にお迎えしたら…その具体的な手順

    花束がお手元に届いたら、花瓶にいける…ということはあるのはお分かりだと思います。

    そこで、花束を花瓶にいけるまでの手順をごしょうかいいたします。

    丁寧に洗った花瓶を用意する

    花束はお水についてない状態です。まずは、花瓶を用意します 。

    花瓶が、もし ご自宅にないようであれば ペットボトルなどでも代用できます。

    しかし、 本当はそのお花に合う花瓶があるのがベストです。

    ます、花束に合う花瓶を用意します 。

    そして、その花瓶を洗浄することから始めます。

    台所用の中性洗剤を使って、丁寧に洗います。その次に、漂白剤で漂白するのが良いでしょう。

    これは、花束が長持ちするには、綺麗な水が第一条件です。(詳しくは別途ご紹介いたします)

    ラッピングを外す

    そのままでは、当然、飾ることはできません。花束にはラッピングというものがされています。ギフトとして花束を綺麗に見せる、為だけでなく花束の保護もしています。

    そのラッピングを外すことで、花束の本体が出てきます。

    保水剤を外して水洗いする

    花束のラッピングを外すと、花束の本体と、保水部分が出てきます。

    お花は水につけていないと枯れてしまいます。厳密には水が吸えなくてしんなりしてしまいます。

    花束は贈る先の方へ届くまでの間、お水が切れることなく、保水しています。

    その保水は、いくつか方法があります。吸水ペーパーに水をふくませたもの、保水ゼリーを使ったものなどです。

    KALIANgでは保水ゼリーを使用しています。保水ゼリーは99%水で出来ていて、そこにお花が長く保て要る様な成分などが含まれています。

    この保水ゼリーは吸水ペーパーより保水力が高いのですが、花瓶に生ける際はひと手間工夫が必要です。すなわち、その工夫とは、水洗いです。

    ゼリーを綺麗に洗うことで、花瓶の水がきれいに保てます。

    切り口を切り戻す

    お花は、切り口から水を吸います。

    切り口を切り戻すとは、切り口を再びハサミなどで切り落とすことを言います。

    切り口を切り戻すには理由があります。空気が入ったりすることにより、水が十分に吸えなかったりします。また、切り戻しをすると再び水を吸いやすくなります。

    保水ゼリーを洗ったらぜひ切り口を再び切り戻すことをお勧めします。

    適切な花瓶にいける

    適切な花瓶にいけるのは大切なことです。

    実は、花瓶が合わないと様々な不具合が生じます。

    たとえば、花瓶が大きすぎると、花が花瓶のなかに落っこちてしまったり、切り口が水に浸からなかったりします。

    また、花瓶が小さい場合は、水の量が十分ではなかったり、転倒したりします。適切なバランスの花瓶を用意しましょう。

    花瓶を選ぶポイントとしては、花束が束ねられているところがちょうど花瓶の口元にくるようになるサイズを選びます。(詳しくは別途ご紹介します)

    目安として、花束の全長の1/2~1/3くらいのものをご用意ください。

    輪ゴムは外しましょう。

     

    自分でいけたいときは・・・

    輪ゴムを外して、お花束をばらしてもOK

    お花を飾る場所はどこがよいのでしょうか?

    それでは、花瓶にいけました。

    そして、そのお花はどこに飾ったらいいでしょうか。

    実は、飾る場所によって、花が長持ちします。

    避けるべき場所

    お花を飾るのに避けるべき場所があります。

    それは、直射日光の当たる場所です。太陽にあたると元気になりそうな気がするのですが、実は日光が当たると花の老化が進みます。

    また、温度が上がるところは避けましょう。花瓶の中の水が温まると花持ちが悪くなります。

    エアコンの風が直接当たるところは避けましょう。花から水分が蒸散して、花もちが悪くなります。

    ではどんなところに飾るのが向いているのか?

    いまご紹介したところの、逆の場所が良いでしょう。

    ①直射日光が入らない

    ②温度が上がらない涼しいところ

    ③エアコンの風が直接当たらないところ

    となります。

    飾った後はドライフラワーにチャレンジしませんか?

    お花にはドライフラワーにして楽しむという方法があります。

    必ずしも、というわけではありませんが。

    ドライフラワーにむいているお花は、すこしカサカサしたもの。

    バラ・カスミソウ・スターチス・カーネーションなどはドライフラワーになりやすいお花です。

    また、チューリップ、ユリ、ラナンキュラス、ヒヤシンス、アマリリスなどはドライフラワーになりづらいお花となります。

    ドライフラワーにするには

    風通しの良いところに、お花を束ねて吊るす

    完全に乾いたらあらためて花瓶に入れます

    その際お水は必要ありません。

     

    いかがでしたでしょうか?

    花束の飾り方のさんこうにしていただけたら、幸いです。

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    母の日クッキーセット

    KALIANg

    母の日クッキーセットのご紹介です。

    おはようございます!こんにちは!こんばんは!Flowershop KALIANg(カリアン)です。

    本日は、KALIANgの母の日ギフトで特におすすめのクッキーセットをご紹介いたします。

    KALIANgでは母の日ギフトにお花と一緒に贈れるギフトをご用意しております。

    母の日クッキーセット

    母の日クッキーギフトは「Patisserie Smile labo」さんとのコラボ企画の贈り物です

    麻布警察署の脇にある一見看板のないお店ですが、ここには「かわいい」と「美味しい」が沢山あります。

    こちらはKALIANgからほど近い、六本木にある人気パティスリー・スマイルラボさんです。

    まず、入り口の扉を入ってみます。そうすると、ショウウインドウに可愛いホワイトチョコレートで出来た恐竜たちが出迎えてくれます。この可愛い恐竜たちは、スマイルラボさんのケーキに乗っています。

    母の日クッキーセット

    実は、ころっとした可愛いフォルムのホワイトチョコレートの恐竜たちは大人気!

    かわいいだけじゃなく、ケーキもとーーーってもおいしいのです。そして、KALIANgでも、スタッフのお誕生日などに注文をしています。スタッフみんなで食べたりします。

    もちろん、しっかり予約しておかないと、購入できませんので!

    母の日クッキーセットにご協力いただいたパティスリー・スマイルラボさんの店内の様子です

    店内は明るくてかわいい感じです。そして、とっても清潔感があります。

    そこにギフト用の詰め合わせや焼き菓子などが整然と陳列されています。

    人気の焼菓子詰め合わせセットです。シンプルだけどおいしい。もちろん、お茶やコーヒーにも合う詰め合わせセットがあります。ギフトにおすすめです。

    母の日クッキーセット

    勿論、単品での購入も可能です。ご自宅用にも人気です。

    ちょこっとほしい方やご自身で選びたい方には個包装のケーキなどもあります。

    母の日クッキーセット

    さらに、人気の高いシュークリーム。このシュークリームはスマイルラボさんのオリジナルです。その月ごとで今月のシュークリームがあります。特に、スマイルラボさんのシュークリームは中が二層になっています。季節の素材とカスタードクリームがのたっぷりと詰まっています。

    母の日クッキーのギフトはスマイルラボさんの人気焼き菓子の詰め合わせセットとお花のセット

    今回のスマイルラボさんとのコラボ企画はこちら!

    スマイルラボさんの人気の焼き菓子詰め合わせセット。

    ブルードネージュ1本とガレット、ショコラシュシュ、サブレノアゼットフィグのセットとなります。

    母の日クッキー

    シンプルなボックスに詰め合わせられたセットとお花がお母さんの手元に届きます。

    母の日クッキー

    「元気なイメージのお母さんに贈りたいヒマワリのアレンジメント」¥6,600 税込。+2700円で焼き菓子セットになります。明るくて元気なお母さんに、いつまでも元気で過ごしてもらいたいという願いをこめて。ぜひ、贈っていただきたいアレンジメントとなります。

    母の日クッキー

    その次に、「ピンク HAPPY バスケット アレンジメント」¥8,800 税込をご紹介します。スマイルラボさんのクッキーセットに、人気の珈琲店「平井珈琲」さんの3種飲み比べドリップコーヒーのセットをお付けしました。こちらもご用意しております。

    その他にもKALIANg BASE店や六本木店店頭にてさまざまな商品とセットにできます。

    母の日クッキーセットの申込方法

    申込はいたって簡単!

    KALIANg BASE店では、申込時にオプションで選択していただきます。

    母の日クッキー

    ↑バナーをクリックしてBASE店

    母の日ギフト一覧へ

    【ご協力いただいたお店】

    パティスリースマイルラボ六本木

    SMILELABO
    〒106-0032
    東京都港区六本木4-8-7 六本木嶋田ビル1F(※ビルの裏手側です)
    ご連絡・お問い合わせはメールにてお願いいたします。

    info@smilelabo.com


    OPEN 12:00~20:00
    CLOSE 月曜日

    〔サイトマップ〕

    お問い合わせ・ご相談はLINE公式アカウントからお問い合わせください。下のバナーをクリックするとLINE公式アカウントからのご注文の仕方をご案内いたします。

  • お花のおはなし,  商品のご紹介,  投稿記事,  日々のこと

    ホワイトデーはブルーのお花で

    ホワイトデーはブルーのお花で贈ってみませんか?

    チョコレートのお返しはブルーのお花で贈りましょう。

    実は、何も根拠はありません(笑)

    皆さま、おはようございます!こんにちは!こんばんは!Flower Shop KALIANgでございます。本日はホワイトデーにおすすめの花を4選お届けいたします。

    ホワイトデーはブルーのお花で?

    ホワイトデーのビジュアルは昔からライトブルーで相場が決まっていました。

    ですから、Godivaでもどこでも、ライトブルーもしくはスカイブルーが多くあります。

    それは、女性に向けてだからじゃなくて、男性に向けて?だからでしょうか?明らかに、購買層をイメージしてそうなったのでしょうか。いずれにしても、ブルーの打ち出しが多く見受けられます。

    それとは別に、昨今は、女性でもピンクや黄色オレンジのかわいらしい感じより、白ブルー、ブルー紫、白グリーンなど寒色系のお花を好む方が増えてきています。

    そんなことで、KALIANgでは店頭でブルーのお花を展開していますので、どうぞご覧ください。

    ショーウインドウはブルーのお花を飾っています。

    ホワイトデーにはブルーのお花で

    エレガントなラン・バンダ

    ホワイトデーにはブルーのお花で

    ヒスイラン属のランで、東南アジアに自生します。明らかに、輪が大きくゴージャスなため、切花でも人気があります。そして、バルブ(偽球茎)を持たない着生ランです。さらに、耐寒性はほとんどなありません。そのため、寒さに強い種類でも最低5℃は必要です。

    和名のヒスイランのとおり、実は、紫からブルー系の色が特徴的です。そのため、高貴な色とされ昔から園芸的な価値は非常に高く、今でもエレガントなシーンに多く使用されます。

    サイネリア(ティアスノーブルーアイ)

    ホワイトデーにはブルーのお花で

    サイネリアはキク科の植物で、鉢花としては古くから生産されています。そして、卒業式の定番の鉢花です。ところが、切り花としては流通するようになってから10~15年くらいと、歴史の浅い品種です。

    もともと、サイネリアは、ブルーの花が多くありました。ですが、近年、生花の染色ブームと相まって、ブルーの色幅が広がりました。切花とは違うラインで品種改良されました。そして、かわいらしいブルーの小花としては人気の品種です。

    スイートピー(デニム)

    ホワイトデーにはブルーのお花で

    スイートピーは春の定番の花です。かつては、色幅も少なく、赤、ピンク、紫、クリーム色、白くらいしかありませんでした。ところが、こちらも近年の切花染色ブームで、様々な色が創られることになりました。

    こちらの色はややシックなブルーです。デニムカラーをイメージしたのでそのまま、お花が「デニム」という名前になりました。

    ヒヤシンス(デルフトブルー)

    ホワイトデーにはブルーのお花で

    ヒヤシンスとしては定番で人気のあるブルー系です。香りもとてもよく、そのうえ、脳内に幸せドーパミンがでることで有名です。このヒヤシンスは咲いてくるとうっすらと空色になるのが特徴的です。ヒヤシンスは蕾の時期から開花してからも長く楽しめます。ですから、非常に人気の高い切花です。

     

    ヒヤシンス(パープルスター)

    ホワイトデーにはブルーのお花で

    ヒヤシンスの中でも、パープル系の定番品種です。パープルよりもやや薄くラベンダーに近い色合いです。こちらも、ピンクやブルーと合わせて人気の品種となります。ヒヤシンスは花を贈るという中でも「香りを贈る」=「幸せな気持ち・幸せな時間を贈る」という要素が多く、近年人気のお花です。

    以上が今週入荷の花の中でピックアップした4選(ヒヤシンスは2種なので本当は5選ですけど)をご紹介しました。

    ホワイトデーはブルーのお花で花贈り

    よかったら、下のバナーをクリックして頂けますと、「ホワイトデーに花贈り」特集へジャンプしますので、こちらもご覧ください。

    また「ホワイトデーの花贈り」でご注文に迷った方は、イメージ即断チャートの画像をクリックしてください!

    また、ご相談がございましたら、右の「LINE友だち追加ボタン」または下のバナーのQRコードからご相談ください。

  • KALIANgからのお知らせ,  商品のご紹介,  投稿記事

    ホワイトデーのお返しは花贈りで

    ホワイトデーに贈る花をご紹介します!

    おはようございます!こんにちは!こんばんは!Flowershop KALIANgです。

    もう間もなくホワイトデーですが、バレンタインデーにもらったチョコレートのお返しはお決まりですか?

    ホワイトデーといえば、マシュマロだったり、キャンディーだったりといまいち統一されていません。また、最近はチョコレートをお返しするという方もいらっしゃるでしょう。

    そして、何を贈ったらいいのだろうか・・・迷いに迷って、どんどんホワイトデーが近づいてきてしまいます。

    そんな時は、是非、KALIANgのフラワーギフトを贈ってください!

    チョコレートのお返しはお花を贈りましょう!

    やはり、困ったときはお花を贈るに限ります!

    いやいや、困らなくてもお花を贈ってください!

    お花はお菓子類(マシュマロ・キャンディ・チョコレート)などおと同じ「消えもの」です。中学生や高校生などは、勿論、お菓子類でもよいのです。しかし、やはり大人の男性からの贈り物としては、少し可愛らしすぎる??というか、贈るほうも恥ずかしいかもしれません。

    そこで、お花です。欧米などでは、男性が女性に当たり前にお花を贈ります。実は、日本だって、花を贈ることは平安の時代より貴族のたしなみとしてまたは風流であるとして、当然のことでした。

    ホワイトデーに花を贈りたいけど、どんな花がいいかわからない!

    そこで、KALIANgでは、そんな悩める男性陣のために、丁寧に花選びのお手伝いをさせていただきます。

    店頭やお電話にてご相談させて頂くのが一番良いのです。何故なら、お花を贈られる女性のイメージをお客様とお話合いで共有できるからです。

    しかし、そんな時間はないよ、もしくは、なかなか照れくさくて相談できないよ、という方に朗報です!

    KALIANgでは、簡単なチャートを作りましたので、こちらでイメージしてください!

    その方の好みが必ずしもこうなるというわけではないのですが、こちらのチャートがKALIANgからのおすすめとなります。もし、相談していただくのが難しいようであれば、参考になさってください。詳しいお勧めの商品などは、「ホワイトデー特集」でご紹介しています。

    花束とアレンジメントって贈るのはどっちが良い?

    KALIANgにご来店のお客様で、男性の方がお悩みになるパターンがあります。実は、花のイメージではなく、スタイルです。フラワーギフトは一般的には大きく分けて2種類に分かれます。

    それは、「花束」と「アレンジメント」です。つまり、花束にするか、容器にスポンジが入った「アレンジメント」かで、悩まれることが多く見受けられます。

    そこで、こちらもチャートにまとめてみました。

    こちらのチャートも必ずしもそうだ、という断定はできないのですが。一般的には、このような傾向になるかな?という感じです。「花束」がよいか「アレンジメント」がよいかどちらか迷ったら参考にしてみてください!

    ホワイトデーイチオシギフト!3選

    より詳しいお勧めを見るなら「ホワイトデーにはお花を贈ろう!」特集をご覧ください。

    それではご紹介します!

    クールな感じの女性にお勧めの花束は?

    可愛らしい感じの方にお勧めの花束は?

    大人っぽい感じの方にお勧めの花束は?

    ホワイトデー

    こちらにご紹介しました3選の他にもまだまだお勧めの商品があります。

    →より詳しいお勧めを見るなら「ホワイトデーにはお花を贈ろう!」特集をご覧ください。

    また、LINE公式アカウントからご相談、ご注文も承っております。こちらもぜひご活用ください。

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  • お花のおはなし,  商品のご紹介,  投稿記事

    ミモザを飾ろう!贈ろう!

    ミモザを飾ろう!贈ろう!

    「ミモザを飾ろう!贈ろう!」

    「FESTA DELLA MIMOSA(ミモザの日)」

    ミモザを飾ろう!贈ろう!

    おはようございます!こんにちは!こんばんは!Flower Shop KALIANgです!

    3月8日はミモザの日ですが、実はこの日は、ヨーロッパ各地では「国際女性デー」として、女性の在り方などを考える日と制定されています。

    女性の在り方なんていうと社会問題として取り上げられることが多いのですが、しかし、そういう深刻な話ではなく、イタリアなどでは女性に感謝する日として親しまれています。

    例えば、イタリアでは、3月8日はミモザの日。イタリアでの花言葉は「感謝」。


    また南仏では、2月にミモザ祭りが開催されます。
    フランスでは、ミモザを「私がどれほどあなたを愛しているか、誰にも分かりはしない」という意味をこめて、母親や祖母に対して贈られることが多いのです。

    この日は周りにいるすべての女性に感謝をする日として、恋人、妻、母などの親しい女性のほか、職場の同僚や日頃お世話になってる女性など全ての女性に感謝する日です。イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、ミモザの花を贈ります。

    ※詳しくはブログ「ミモザのこと①「みんな大好き!ミモザの季節がやってきました!」」に記載しました!

    そんなことで、KALIANgでは、ミモザの日に合わせてミモザの商品をUPしましたのでこちらでは、ミモザの商品をご紹介します!

    ミモザを飾ろう!贈ろう!

    ミモザの日で終わりじゃない!?

    ミモザの日を過ぎてからがシーズン本番!

    実はミモザは本名がアカシアといいます。この辺りはちょっと話がややこしくなるので別に記載しました(ブログ「ミモザのこと②「ミモザがいーっぱい!ミモザの品種のご紹介!」その1」)。

    このアカシアは日本では、品種によっては夏の終わりごろから開花をし、2~3月までが一番のピークを迎えます。そして、4月いっぱいくらいで流通量が減るというお花なのです。

    もともと、ミモザのお花が良く咲いている時期だから、ミモザの日が制定されましたが、母の日やクリスマスのように、ミモザの日が終わったら終了!って花ではないのです。

    また、その年のつまり、夏の終わりから秋の頃の雨の量や日照などにより、開花時期は変わります。

    そのため、その年によって咲く時期も変わってきます。

     

    繰り返しますが、ミモザの日が終わってからシーズンイン!ってこともあるのです。

    そうだ!ミモザを飾ろう!どんなミモザがいい?

    春を感じる植物はいろいろあります。日本では古来より、梅・桃・さくらと愛でてきました。

    いずれも、白や淡いピンク、桃色、赤などどちらかというとピンク系統が多く春のイメージはピンクと答える方が多かったでしょう。

    ところが、近年のミモザブームにより春はやっぱり黄色というイメージでとらえる方も多くいらっしゃいます。そんなわけで、その黄色いイメージの代表となる花はというとやはりミモザではないでしょうか。

    KALIANgでは「ミモザを飾ろう!贈ろう!」キャンペーンとして実施しています!

    そんななか、ミモザといっても実は様々な種類があるのです。

    一説には1500種以上といわれるミモザですが、代表的なところをご紹介しましょう。

    ミモザシーズンの最初の頃に流通するミモザ

    いわゆる真珠葉ミモザです。パールアカシアといって、葉がくすんだ色をしていてます。そして産毛のような起毛しているのが特徴です。2月の初旬から出回ります。

    ミモザといえばこれ!ど定番のミモザ

    皆さんがミモザといえば?とイメージするのが「銀葉アカシア」です。流通量が非常に多く、お庭に植えている方も多くいらっしゃいます。そして、華やかなイメージのするミモザです。さらに、人気も非常に高く、その名の通り、シルバー味のある葉が特徴的です。2月の中旬から3月の上旬まで出回ります。

    銀葉アカシアの派生種で代表的な2種

    プルプレアという葉先の新芽が紫色となる品種と葉自体が黄色いオーレアという品種です。そして、オーレアの中でも特に梢の先が赤くなるレッドクリスタルという品種があります。いずれも銀葉アカシアの変種ですが、どちらも人気があります。流通時期は銀葉アカシアよりやや遅く2月の下旬~3月の中旬くらいまでです。

    ミモザの日に贈るミモザ「ミランドール」

    日本では銀葉アカシアが一般的ですが、海外特にイタリアではこちらのほうが人気です。お花の部分のポンポンが大きく大輪に咲かせます。日本への流入量はそのほとんどが輸入になりますが、静岡県や岡山県などからも出荷があります。

    葉の形が変わったミモザ

    実は、葉と思われている部分は葉柄であります。葉柄とは枝に葉が付いている部分のことで、実はミモザの葉に見える部分はその葉柄が進化したものといわれています。

    ミモザはマメ科の植物ですが、それを感じさせるミモザが、丸葉のアカシア・スペクダビリスです。

    また、三角の形をしている三角葉ミモザも特徴的です。これらは3月の上旬から下旬辺りに流通します。

    花の色が優しいミモザだけど名前がかっこいい「ブラック・ワトル」

    ブラックワトルとは、ミモザの幹や枝が黒く変色することからその名前が付けられました。

    ハーブとしても有効なミモザで、様々な効能があるといわれています。

    さらに、花の色も薄くてきれい。そして、蕾で購入してもしっかり咲いてくるミモザとして有名です。

    こちらは3月上旬から下旬での出回りとなります。

    この品種が出てきたらそろそろシーズンは終わりとなります。来年までのお別れです。

    ミモザの一番最後の出番になるのはいわゆる「柳葉ミモザ」といわれる品種です。そして、柳葉ミモザは和名であるため、いくつかの品種をそう呼ぶ場合があります。特に「アカシア・ロンギフォリア」や「フロリバンダ」などがそのように言われています。
    葉の形状が単葉種といって、羽のような形はしていません。
    そして花序、も様子が違い、小さい房の塊が棒状に見えます。この品種が出てくるとそろそろ終わりとなり、また来年!ということになります。
    出回り時期は3月の中旬ごろから4月の中旬ごろまでです。
    ミモザを飾ろう!

    その他の品種については、BASE店のブログにてご紹介しています。

    ミモザのこと②「ミモザがいーっぱい!ミモザの品種のご紹介!」その1

    ミモザのこと③「まだまだあるよ!ミモザの種類」品種紹介その2

     

     

    「ミモザを飾ろう!贈ろう!」フェアにおけるKALIANgのWEB店でのお取り扱い

    KALIANgでは、ミモザをお取り扱いしています。大部分が「銀葉アカシア」とはなりますが、ご自宅用またはギフト用にてご用意しております。「ミモザを飾ろう!贈ろう!」キャンペーンは3月8日のミモザの日を過ぎても継続します!

    ご相談や在庫状況の確認は、右側の「LINE公式アカウント 友だち追加」からお問い合わせいただくのが大変便利です。

    ミモザを飾ろう!

    ミモザは購入するときのコンディションが命

    ミモザは露地栽培が多いため、出荷前の天候のコンディションがとっても大切です。

    過度な湿気を含むと茶色く変色します。また、優品などの上位品種や産地によっては蕾が咲かないなどもあります。KALIANgに到着してからも、初期の水あげ、湿暖の管理のほか、開花維持のための栄養剤のブレンドなどお客様に届くまでのコンディション管理も徹底しております。

    しかしながら、お届までの間の輸送中などにどうしても、乾燥してドライフラワーに近い状態になってしまう可能性があります。ただし。ミモザはドライフラワーになったとしても観賞価値は非常に高く、長く楽しめるため、ドライフラワーとしても人気があります。

    そういったミモザの長所短所を含めて楽しんでいただけると幸いです。

    是非、「ミモザを飾ろう!贈ろう!」

    ミモザをご自宅へお迎えしたら

    まずやっていただきたいことは、「水あげ」です。

    「水あげ」とは、お花がしっかりと水が吸えるように処置することを言います。

    ミモザのお花がしっかりと咲いた状態を維持するためには、水が切れないことが大切です。

    そして、今回は特別にKALIANg秘伝の水あげの方法をお伝えします。

    ミモザの枝を切って、金槌で叩いて割ります。そうすることで、枝の繊維が割れて、水あげが良くなります。

    ミモザの水あげは「湯あげ」

    新聞紙やクラフト紙などに包み、沸騰したお湯につけます。

    その後、水につけて半日以上すると、しっかりと水が上がります。

    さらに切り花栄養剤などを入れた水にいけておくと花がしっかりと咲いてきます。

    ふわふわを維持するためには、湿度と温度と栄養が必要です。

    でも、あんまり気にしなくても大丈夫です。もともとふわふわの状態のものをお買い求めいただけたら、その雰囲気のままドライフラワーとなります。ですから、いい品物を見極めるのが大事なのです。

    ミモザ(特に銀葉アカシア)は蕾の状態ではほぼ咲きません。

    つまり、蕾がいっぱいついていてわーい!ってならないように気を付けましょう。

    いかに湿気が好きだと言ってもお花に直接水をかけたりミストをかけたりしないようにしてください。

    水につかった花はくしゃくしゃになって、茶色くなってしまいます。

    上のバナーをクリックすると商品ページへ行きます

    ミモザ 花材のみ「フレッシュミモザ5本セット」Lサイズ 70cm ミモザ フレッシュ ミモザアカシア 花材 ギフト無し¥8,250 税込(クリックするとこちらの商品ページへ飛びます)

    ギフトとしてミモザを贈りたい!ミモザの花言葉は「感謝」

    ミモザの日を過ぎても、ミモザの贈り物はとっても素敵です。花言葉は「感謝」です。

    春はお別れの時期でもあります。日ごろお世話になった方が退任や退職、異動などでお別れが来たとき、「感謝」の気持ちを「ミモザの花束」で是非、伝えましょう。

    ご自宅に飾っていただくホームユースとしても、ギフトとしてもOK!みんな大好きミモザのリースとスワッグ

    ミモザのリースは季節のものとしてはとっても美しくあこがれであるとよく耳にします。ふわふわもふもふの黄色い花をふんだんに使ったリースは、ご自宅用でもギフトでもお買い求めいただけます。また、スワッグも同様にお部屋の中でも玄関でも楽しんでいただけるものです。

    これらのものはフレッシュなミモザを使ってお作りします。

    フレッシュなリースは、フレッシュなものをフレッシュなままお届するフレッシュフラワーリースとフレッシュなものを使って飾っていくうちにドライフラワーとなるドライフラワーになるフレッシュリースがあります。

    フレッシュフラワーリースは、リースベースに吸水性スポンジを使用して作成します。お水やりが必要ではありますが、なるべくフレッシュな状態に保てるリースです。またテーブルに飾るテーブルリースとしてもお楽しみいただけます。

    ドライフラワーとなるフレッシュリースは、リースベースに蔓を使い、フレッシュなお花が飾っているうちにドライフラワーとなるリースです。

    ドライフラワーでも楽しめるのがミモザの特徴です

    ミモザはドライフラワーとしても発色がよく、雰囲気は維持されるため、人気があります。

    特にネイティブフラワー系のドライフラワーとは相性が抜群!それはネイティブフラワーもミモザと同じオーストラリアに自生する植物が多く、環境もにているところで育っているからでしょう。

    「ミモザを飾ろう!贈ろう」キャンペーンではドライフラワーもお取り扱いしています。

    さらに詳しい商品のご紹介は、「ミモザを飾ろう!贈ろう!」キャンペーンの特設ページにてご紹介しています。こちらのほうも是非ご覧ください。

    いかがでしたか?まだまだ全然ご紹介しきれていないのですが、気になる方はぜひこちらをクリックしてください!

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    KALIANg
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    バラの贈り物特集

    バラの贈り物特集 のページ開設しました!

     皆様、おはようございます!こんにちは!こんばんは!Flowershop KALIANg(カリアン)です。

     今回ご紹介するのは、こちら!

     KALIANgがお届けする「バラの贈り物」特集のページがオープンしました!

     クリスマスに贈って頂きたい花束ナンバーワンです。

     しかし、バラの花を使った花束はプロポーズだけではありません。

     お誕生日や御祝にもバラの花をお贈りします。

     そこで、今回はバラの花束について、歴史や仕入れの話、花言葉などをまとめました。

     詳しくは、上のバナーをクリックしてください。

    バラにまつわる伝承と歴史について

     実は、このあたりの話をするのはすごーく長くなるので、別に機会を設けようと思います。

     端的には、「バラの花の贈り物特集」のページに記載しましたので、ご覧ください。

     このバラの歴史への登場は、3000年前くらいといわれています。

     バラは、いにしえより人々を魅了してきました。

     そんななか、中東から地中海を経由してヨーロッパまで伝わります。

     そこで、たとえば、イスラム教では、赤のバラと白のバラが大切な花とされました。

     また、キリスト教では、聖母マリアと白いバラが結び付けられて、絵画などに描かれました。

     さらに、古代のギリシャ神話では愛の女神アプロディーテと関連付けらました。

     そして、ローマ神話では、女神ヴィーナスなどの話に出てきます。

     それだけ、バラは魅力的なそして多くの人に愛でられた花だったのでしょう。

     

    バラの贈り物特集

    ローマ皇帝ネロにも愛されたバラ

     皇帝ネロと言えば暴君として有名です。演劇や園芸、大道芸など様々な文化の推進に熱心だったという側面があります。ここで紹介した絵画はすこし物憂げなネロです。ところが、自らの母親を謀殺した後、という注釈が付きます。

     そんなネロも、貴族を招いた宴会をするときにはバラを演出に使います。庭園に植え、バラの水を噴水で使い、バラを浮かべ、天井からバラの花びらを撒くという演出をしました。バラによって、もてなしたという伝説が残っています。


    ヨーロッパだけではないバラの文化

     古来より、中国ではバラを薔薇(そうび)と呼び、栽培がされていました。

     現在の栽培されている多くのバラが四季咲きなのですが、実は、中国のバラが元になっているのです。

     さらに、日本でも万葉集や多くの和歌集にバラを詠んだ歌が残っています。

     万葉集は奈良時代に編纂されていますが、すでに日本でもバラの花が栽培されていたようです。

     そして、平安時代の著作である源氏物語や枕草子にも登場します。

    バラの贈り物特集ページでご紹介したこと

    今回のページではほかにもいろいろご紹介しましたが、本数にまつわる花言葉というか意味があります。
    そこで、一番メジャーと思われるギフトを2つご紹介します。

    ダズンローズの12本のバラには意味があります

     ダズンローズは12本で1ダースという意味のバラの花束です。

     実は、12本のバラの花束には意味があります。

     それは、「感謝」、「誠実」、「幸福」、「信頼」、「希望」、「愛情」、「情熱」、「真実」、「尊敬」、 「栄光」です。

     これからプロポーズをしようとする女性に渡すバラの花束です。

     これらの12の意味を「あなたに誓います」「あなたに捧げます」という意味があります。

     ですから、クリスマスなどでプロポーズする方からのご注文や、ご結婚前のプロポーズのシーンでご注文されることが多くあります。

     また、結婚式における演出として、ご利用になられる方もいらっしゃいます。

     KALIANgでは、そのようなお客様に、どのようなシーンでお渡しされるかお伺いします。

     そして、一番適切なサイズ感、お花の咲き方などを調節してお届けいたします。

     商品の方は、上のバナーをクリックして頂くか、バラの花束「誓いの花束 12本の赤バラブーケ」をご覧ください。

    プロポーズで贈る花束の定番は「108本の赤いバラ」

     古来よりヨーロッパでは、女性に求婚をするとき、花を贈る風習があります。

     また、日本でも、恋文に花を添えて贈る、ということが平安貴族の間で流行りました。

     現代では、花を贈ることは言葉では言い尽くせない想いを贈る、ということで花を贈ることは様々なシーンであります。

     特に「大切なひとに贈る」という事はお花でなくてはならない、と考える方も多いようです。

     そして、プロポーズの時に、婚約指輪を贈ることはよくあります。

     ですが、さらにサプライズでバラの花束を贈ることがあります。

     その花束は特に「108本」で贈ります。108は語呂合わせで「永遠(とわ)に」という意味があります。

     KALIANgでは、そのような、大切なシーンで贈られるバラの花にこだわりがあります。

     それは、お客様の花贈りを成功させるためです。

     ご用途に合わせて、お花のサイズ、ご予算、花の咲き加減まで調整してご提供させていただきます。

     詳しいこだわりについては「バラの花の贈り物特集」のページに記載しましたので、是非ご覧ください。

     また、商品については上の写真をクリックして頂くか、バラの花束「赤いバラの花束108本」をクリックしてください。